声優の仕事について
オーディションによる声優募集と出演料の関係について
オーディションによって声優が募集され、そこに参加し、集まってきた多くのライバルの中を勝ち抜くことで仕事と出演料を得られるのが声優業界の一般的な仕事の取り方です。新人であろうがベテランであろうが仕事の多くはオーディションを合格することで得ていく、常に競争をし続ける熾烈な世界なのです。さて、オーディションで広く声優を募集した場合、当然実力のある人が採用されやすいですから、ベテラン声優は仕事を取る確率が高いように思いますが、実際はその内容によっては事情が変わってきます。それは出演料に大きく関わる問題なのです。
90年代から声優業界はランク制と言う報酬の規定を取り入れました。アニメ・一般ゲーム・吹替えの仕事に関しては、その声優個々に与えられたランクに基づき定められた出演料が支払われると言うものです。これに従わなければならないアニメなどでは、当然ながら予算の枠内で出演料を考えるとき、ランクの高い声優が初めから使用できない場合も多々あるのです。したがって、予算の少な新作アニメなどではオーディションで特に制限なく声優を募集したとしても、出演料の高いベテラン声優はおいそれと起用はできないのです。
出演料に基準が設けられることは声優の待遇を守ることにつながっていますが、現状では諸刃の剣である部分が浮き彫りにされているようです。
2007年12月11日 10:35
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